プラスチック製雨水貯留槽と
メーカー一覧
Googleで「雨水貯留槽」で検索(2023年7月25日時点)、100位までに公式サイトが表示された製品(メーカー)の中から、❶OEMや他社製品を扱う会社や商社を除外。❷自社ブランド製品(プラスチック)とそのメーカー11社を取り上げています。
このサイトでは、雨水貯留槽の設置を検討されている方々へ
より適した雨水貯留槽を施工できるよう、選定方法をはじめ基礎知識を解説。
設置したい場所に適した製品を厳選してご紹介していきます。
雨水貯留槽施設の設置には、集中豪雨による浸水被害から街を守る「治水」をはじめ、貴重な水資源を節約する「利水」のメリットがあります。近年は施工が容易で工期やコストも抑えられる「プラスチック製」の雨水貯留施設の施工が進んでいます。
メーカー選びの前に、「プラスチック製」雨水貯留槽のタイプやしくみ、施工数などの情報をおさえておきましょう。
プラスチック製は軽量であるため、輸送や取り扱いが容易です。このため、設置場所までの運搬コストや労力が軽減されます。
プラスチックは腐食しにくい材質であるため、錆びや腐食の心配が少なく、長期間にわたり耐久性を保つことができます。特に、塩分や化学物質が多い環境でも性能を維持します。
軽量であることに加え、多くのプラスチック製貯留槽はモジュール式で設計されており、設置場所に合わせて容易に調整することが可能です。小規模なものはDIYでの設置もしやすいです。
プラスチック製の貯留槽は、形状やサイズのバリエーションが豊富で、設置場所の形状やサイズに合わせて選択することができます。狭いスペースや特定の形状が必要な場合にも対応しやすいです。
製造コストが比較的低い場合が多く、初期投資コストを抑えることができます。また、メンテナンスコストも低く抑えられる傾向にあります。
再生プラスチックを使用した製品もあり、環境に配慮した選択が可能です。また、使用寿命の終了後もリサイクルがしやすい材質であることが多く、廃棄時の環境負荷が比較的低いです。
雨水貯留槽には、一般的に「貯留型」と「浸透型」の2つのタイプがあります。
貯留型(下図参照)は、流れ込んできた雨水を槽中に貯めて、流量を調節しながら排出接続管から外部に排出します。
排水管やオリフィスの高さを調節することによって貯留槽内に貯留した雨水を利用することも可能です。
浸透型(下図参照)は、槽の中に流れ込んできた雨水を、ゆっくりと地中に浸透させます。
これにより、河川や下水の氾濫抑制や、地下水の保全にもつながり、地盤沈下や海水侵入による被害を軽減します。
さらに、貯留と浸透、双方の機能を併せ持ったハイブリッドタイプもあります。
構造体の下部だけを遮水構造にすることで、一定の貯水量を確保しつつ、上部は浸透槽として機能します。
適切なタイプは目的や土地や環境など諸条件によって異なるため、雨水貯留槽メーカーに相談してみましょう。
雨水貯留浸透技術協会が2023年5月15日に発表した2022年度末までのデータによると、プラスチック製とコンクリート製を合わせた雨水貯留施設の累積施工件数は、75,029件にのぼっています。
集中豪雨などの影響が著しい地域や、特定河川流域、自治体によっては、条例によって雨水の流出を抑制する雨水貯留槽施設の設置が義務付けられているところもあります。
2022年度の設置場所(用途)別の施工件数は以下の通り。
宅地造成をはじめ、商業施設や企業施設における設置(貯水量)が目をひきます。
1年間に施工された雨水貯留浸透施設(プラスチック製とコンクリート製)の合計貯水量の882,072.8m³は、ピンと来ないかもしれませんが、25mプールの容量(25m×16m×1.2m)を480m³と仮定した場合、25mプール1,838個分の貯水量となります。
施工数 | 貯水量 | |
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学校 | 136件 | 33,869.9m³ |
公園 | 57件 | 45,884.5m³ |
道路 | 20件 | 1,615.6m³ |
公営住宅 | 26件 | 8,218m³ |
公共建築物 | 161件 | 49,076.2m³ |
民間住宅 | 1,357件 | 71,723.4m³ |
民間宅造 | 1,260件 | 121,353m³ |
商業施設 | 953件 | 204,066.8m³ |
工場等企業施設 | 718件 | 236,729.9m³ |
そのほか | 483件 | 109,535.5m³ |
合計 | 5,171件 | 882,072.8m³ |
地域の安全を守りつつ、SDGsにも貢献できる雨水貯留槽。このサイトでは、重視したいポイントに合致する雨水貯留槽(メーカー)を簡単な検索で探せるようにしています。自社に合う雨水貯留槽(メーカー)を探してみてください。
無料の雨水でコストを削減しつつ浸水被害を抑え、非常用水も確保できる雨水貯留槽。ですが、その性能や最適な設置場所は多岐にわたります。例えば、「狭いスペースへの対応力」、「大規模な貯留容量と効率的な施工」、あるいは「景観との調和や維持管理のしやすさ」など、メーカーごとに得意分野は異なります。ここでは、あなたのニーズにぴったりの製品が見つかるよう、特徴の異なる3社をピックアップしてご紹介します。
引用元:https://www.risu-kogyo.co.jp/risurainstadium/gt/
引用元:https://sekisui-cw.co.jp/dl/data/CW_J_2025_5.pdf
引用元:https://www.ebata.co.jp/ebata/products/products001.html
リスレイン スタジアムⓇGTは、60t級クレーンのアウトリガー荷重にも耐えられる六角支柱構造を採用しており、物流倉庫や工場のような重車両が常時出入りする現場でも安心して導入できます。
貯留槽上を舗装しても、T-25車両の走行や停車が可能なため、荷物の積み下ろしエリアや搬入路、駐車スペースとしても有効活用が可能。
設置工事中や設置後も施設の稼働を止めることなく、雨水貯留設備を導入できる点が、大規模物流施設や工場の開発に非常に適しています。
リスレイン スタジアムⓇGTは、空隙率94%という高い貯留効率を持ち、限られたスペースでも十分な貯留容量を確保しやすい製品です。
1日あたり300㎥の施工が可能なモジュールはめ込み工法により、500㎥を超える規模でも短期間で設置が完了します。
構造評価書付きで条例対応も進めやすく、点検口の自由配置によりメンテナンス性にも優れているため、導入後の長期的な維持管理負担を軽減できるのも大きな魅力です。特に、工程管理や運用面にシビアな大規模施設におすすめです。
総合プラスチックメーカーであるリス興業は、開発・製造はもちろん、設計・施工も一貫対応しています。9つの会社からリスプラスチックグループを形成、複数の製造拠点、物流拠点を持ち、安定供給が可能。納期やコストにも柔軟に対応できます。使用量の削減、再利用(再資源化、再商品化)など、グループ全体で環境への取り組みを行っています。
1971年に創立された雨水貯留浸透槽をはじめとするプラスチック製品メーカー。人々に愛される動物「リス」を企業ブランドに、日用品、物流産業資材、食品包装容器、建築土木資材、スポーツ資材、工業部品、医療関連品など幅広い分野のプラスチック製品を提供しています。
1953年創業の岐阜プラスチック工業株式会社をはじめ、リスパック株式会社 リスジョイントプロダクツ株式会社など、9社でリスのプラスチックグループを形成しています。
本社所在地 | 岐阜県岐阜市神田町9-27 大岐阜ビル |
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設立年 | 1971年(創立) |
事業展開 | 建築土木資材、スポーツ資材、屋上緑化システムなど、「暮らし」を支えるプラスチック製品の製造・販売 |
連絡先 | (東日本)03-6739-0333、(西日本)058-386-0050 |
クロスウェーブNeは、空隙率95%という非常に高い貯留効率を誇るため、限られた敷地でも必要な貯留容量を確保しやすい構造になっています。
さらに、深さ0.5〜2mの5タイプを同一モジュールで切り替えられるため、敷地内の高低差や建物の階高に応じて柔軟に対応できるのが特長です。
集合住宅のように区画や配管計画が複雑になりがちな中規模開発でも、設計変更に強く、現場での納まりもスムーズです。土地活用の自由度が高く、敷地を無駄にせず最大限に活かせます。
クロスウェーブNeは、貯留槽として使用した後でも、浸透パネルを後付けすることで「貯留+浸透」型へ切り替えることができます。掘り返す必要がない構造なので、条例変更や将来の環境対策強化にも柔軟に対応できる点が大きな安心材料です。
また、軽量なブロック構造のため、点検口の配置やメンテナンス作業も容易で、維持管理にかかる手間や費用を抑えられます。
長期にわたり使用される集合住宅にとって、導入後の管理負担が少ないことは大きなメリットです。
設計相談から施工後までをトータルサポート。お問い合わせ後、現場の環境や使用条件などを確認し、適するクロスウェーブシリーズと施工方法、CAD図面などを提案。全国での施工実績が多数あるため、より実践的な設計・施工が可能です。
大阪市に本社を置く大手樹脂加工メーカーで、生活必需製品製造会社として広く知られており、現在は住宅建材、管工機材、建材用の化成品をはじめ、高機能プラスチックなどをメインとして製造を行っています。1950年にセロハンテープ、1952年には塩化ビニル製パイプの代表的ブランドとして知られる「エスロンパイプ」を開発。さらに1957年には、同社の商標登録製品として知られる「ポリバケツ」の製造も開始しました。
本社所在地 | (大阪)大阪府大阪市北区西天満2-4-4、(東京)東京都港区虎ノ門2-10-4 |
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設立年 | 1947年 |
事業展開 | 積水化学グループで「住・社会のインフラ創造」「ケミカルソリューション」領域(住宅、環境、ライフライン、高性能プラスチック、メディカル分野など)において事業を展開 |
連絡先 | (東日本)03-6626-2750、(西日本)06-6365-4230 ※クロスウェ-ブに関する連絡先 |
システムパネルは空隙率95%という高効率な構造を持ち、限られた宅地スペースでも必要な貯留容量をしっかり確保できます。
200m³以下の小規模な宅地でも、雨水流出抑制に関する自治体の条例や開発許可要件を満たしやすくなります。
面積が限られた敷地でも無理なく収まるため、分譲住宅や戸建て開発での設計自由度を確保しつつ、環境基準への対応もスムーズに進められます。
システムパネルは、1枚あたり50cm角・約2kgという軽量な再生プラスチック製モジュールを使用しており、重機を使わずに人力で搬入・組立が可能です。そのため、狭小地や道路幅の限られた宅地でも静音・短工期で設置できます。
造成済みの物件にも後付け対応できるため、計画途中での追加導入や、既存宅地へのリニューアルにも柔軟に対応します。
個人住宅や小規模開発において、施工性と周辺環境への配慮を両立できる製品です。
「システムパネル」に代表されるような簡易組立工法は、重機を必要とせず、工期短縮とコスト削減に貢献。施工の容易さは、設計事務所や施工会社が施主へ提案する際の大きなメリットとなります。また、国土交通省NETIS登録や雨水貯留浸透技術協会の技術評価認認定など、公的な評価を得た製品の信頼性も高く、お客様への安心を提供します。長年の経験に基づくきめ細やかなサポート体制で、最適な雨水対策を提案が可能です。
エバタ株式会社は株式会社デイ・シイグループの一員として、社会インフラを支えるプラスチック製品の開発・製造・販売を手掛ける企業です。特に、雨水貯留浸透施設のパイオニアとして知られ、都市化の発展に伴う地下水枯渇や集中豪雨による都市型浸水災害などの社会課題に対し、再生プラスチックを活用した革新的なソリューションを提供し続けています。
本社所在地 | 東京都葛飾区東金町1丁目38番2号 |
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設立年 | 1967年 |
事業内容 | 合成樹脂の加工・販売、各種セメント二次製品の製造販売、土木建築用資材の販売 |
連絡先 | 本社〒125-0041 東京都葛飾区東金町1丁目38番2号 代表TEL:03-3600-1161 |
Googleで「雨水貯留槽」で検索(2023年7月25日時点)、100位までに公式サイトが表示された製品(メーカー)の中から、❶OEMや他社製品を扱う会社や商社を除外。❷自社ブランド製品(プラスチック)とそのメーカー11社を取り上げています。
日本でビールのプラスチック製通い箱 (P箱)を製造した会社として知られる明治化成ゴム。ゴム・樹脂の生産メーカーとして、配合・接着・加工技術を活かした製品を提供します。アクアトラップは、独自の「アクアプラ工法」を用いており、東急建設と明治化成ゴムとの登録商標です。
所在地 | 東京都新宿区西新宿7-22-35 西新宿三晃ビル2F |
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問合せ | http://www.meiji-rubber.co.jp/inquiry/plastic/ |
公式HP | http://www.meiji-rubber.co.jp/product/plastic/plastic04.html |
多様な分野に資材を提供している合成樹脂加工の総合メーカー・タキロンシーアイが開発したアクアブリック。この「アクアプラ工法」は、穴付き板とパイプを組み合わせた梁・柱構造の雨水貯留浸透工法で、高い空隙率と強度のプラスチック製貯留材を用いています。
所在地 | 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティ |
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問合せ | 0120-877-115 |
公式HP | https://www.takiron-ci.co.jp/product/product_03/aquabrick/ |
エラストマーコンパウンドを開発した企業として知られるアロン化成。製品開発力・市場開拓力・プラスチック加工技術が強みです。雨太郎はメリットが多い樹脂素材で、簡単施工にもかかわらず高い強度と耐震性を持つ雨水貯留槽。リサイクル原料で環境にも配慮しています。
所在地 | 東京都港区西新橋2-8-6 住友不動産日比谷ビル8F |
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問合せ | https://www.aronkasei.co.jp/kanzai/formmail.php |
公式HP | https://www.aronkasei.co.jp/kanzai/product-list.php/63/?viewmode=pc |
貯留浸透槽販売メーカーである日東ジオテクノ。廃プラスチック製容器を再生し、原料として雨水地下貯留浸透槽を販売・施工しています。ジオプールAE-1は「容器包装リサイクル法」の適用を受ける再生オレフィン系プラスチック(PP・PE)を原料としているのがポイントです。
所在地 | 東京都町田市中町1-2-2 森町ビル5F |
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問合せ | 042-851-7922 |
公式HP | https://www.nitto-geo.co.jp/ |
システムパネルは再生プラスチックで、環境への貢献度が高く騒音のない静かな組立てが可能な貯留槽。コスパが良く耐久性・メンテナンスの点でも優れています。メーカーのエバタは、コンクリート製枡やマンホール、ごみ除去フィルターの開発及び製造・販売を行う企業です。
所在地 | 東京都葛飾区東金町1-38-2 |
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問合せ | 03-3600-1522 |
公式HP | https://www.ebata.co.jp/ebata/products/products001.html |
シンシンブロック槽は、貯留型・浸透型・貯留浸透型と3種類の槽から選べることがポイント。容量の幅も広く102m³~7,213m³と幅広いことが特徴です。メーカーは雨水貯留浸透槽専門とし、公園・学校・河川・下水道など、多様な施設に地下貯留浸透施設を提供しています。
所在地 | 茨城県日立市東金沢町 3-17-7 |
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問合せ | info@ssbb.co.jp |
公式HP | http://www.ssbb.co.jp/ |
クロスウェーブは国内における累計施工件数が上位で、2023年3月時点で全都道府県普及率が9割を超えている雨水貯留槽です(2023年9月公式情報)。メーカーの積水化学工業は大阪市に本社を置く大手樹脂加工メーカー。「ポリバケツ」など、生活必需製品の製造会社として広く知られています。
所在地 | 大阪府大阪市北区西天満 2-4-4 堂島関電ビル |
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問合せ | https://www.eslontimes.com/system/inquiry/ |
公式HP | https://sekisui-cw.co.jp/features/index.html |
テンレイン・スクラム®は、貯留量が127m³~7,736m³と幅広いため、施設の規模を問わず設置可能です。メーカーの天昇電気工業は歴史あるプラスチックの総合メーカーで、自動車部品・家電・OA部品など多数の製品を提供。近年は海外への事業展開が注目されています。
所在地 | 東京都世田谷区駒沢1-16-7 駒沢中村ビル4F |
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問合せ | https://www.tensho-plastic.co.jp/inquiry/ |
公式HP | https://www.tensho-plastic.co.jp/products/tensho/detail.php?id=2721CWE |
ニュープラくんは3つの工法から選択できる雨水貯留槽。最小施設高0.35mのため、地下水位が高い場所での適用可能性が広がります。秩父ケミカルは雨水貯留浸透施設メーカーとして、雨水貯留浸透施設・雨水利用タンク・ごみ除去フィルターの開発・製造・販売を行っています。
所在地 | 東京都千代田区外神田5-2-3 |
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問合せ | 03-3832-1617 |
公式HP | https://www.titibu.co.jp/products/newpra.html |
ハイドロスタッフは堆砂(たいさ)抑制システムがあることがポイント。土砂を防ぐと貯留槽の維持管理が楽になります。城東リプロンは、雨水対策・流出抑制に関する製品を企画・製造・販売する企業。成形・組立て・検査・発送を自社工場で行い、高品質な製品を低コストで提供します。
所在地 | 東京都中央区築地6-19-20 ニチレイ東銀座ビル9F |
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問合せ | https://lyprone.com/contact/#mail_contact |
公式HP | https://lyprone.com/hydrostuff/ |
リスレインスタジアムⓇⅡは組立てが容易なうえ、パレットを使用せず搬入できるため、産業廃棄物処理が不要。トータルでのコスト削減が実現し、オプションで堆砂壁の対応が可能です。メーカーのリス興業は、幅広い分野のプラスチック製品を提供する歴史ある企業です。
所在地 | 岐阜県各務原市前渡東町 4-222 |
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問合せ | 058-386-0050 |
公式HP | https://www.risu-kogyo.co.jp/risurainstadium/ |
リスレインスタジアム®GTは、GT型脚構造により高強度を実現しており、大型車両の停車・駐車にも対応が可能であるとともに空隙率も94%を確保。人力施工により施工スピードが早いことから工期の短縮も実現します。さらに施工後のメンテナンス性が高く、品質を保持しながらの長期使用が可能です。
所在地 | 岐阜県各務原市前渡東町 4-222 |
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問合せ | 058-386-0050 |
公式HP | https://www.risu-kogyo.co.jp/risurainstadium/ |
IHIインフラシステム株式会社の提供するジオキューブは、簡単施工・低価格という強みがありながら高い信頼性・耐久性を誇るソリューションです。これまでインフラ関係の施工を行ってきた歴史と技術を結集し、プラスチック製ながら高い耐久性を誇り、コンパクトな雨水貯水槽を世の中に届け続けています。
所在地 | 大阪府堺市堺区大浜西町3 |
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問合せ | https://www.ihi.co.jp/iis/contact/index.html |
公式HP | https://www.ihi.co.jp/iis/index.html |
ニュートレンチくん-Ⅱは空隙率94%という高い性能を誇る雨水貯留槽ですが、1個当たり約6.7kgという軽量設計になっており、配管作業もないことから工期の短縮も実現可能となっています。目詰まり防止用の移送管も備わっている事から機能低下への対策が万全となっており、維持管理も容易に行えます。
所在地 | 東京都千代田区外神田5-2-3 |
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問合せ | 03-3832-1617 |
公式HP | https://www.titibu.co.jp/index.html |
雨水貯留浸透施設をはじめとしたさまざまなソリューションを取り扱っている秩父ケミカル株式会社の提供するプラダムくんは、95%以上という高い空隙率が最大の特徴です。掘削量や残土量を減らす事でトータルコストの削減ができるとともに、優れた耐圧強度でレベル2の耐震性も有していることから駐車場下にも安心して設置が可能です。
所在地 | 東京都千代田区外神田5-2-3 |
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問合せ | 03-3832-1617 |
公式HP | https://www.titibu.co.jp/index.html |
積水化成品工業のアクアロードは、近年多発している局所的なゲリラ豪雨における冠水対策や河川における氾濫対策に適した構造部材です。千鳥配置で組み上げることによる安定性やスタッキングによる収納効率の高さなどもアクアロードの特徴・強みとなっており、その製品品質の高さや機能性は第三者機関によっても証明されています。
所在地 | 大阪府大阪市北区西天満2-4-4 |
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問合せ | https://www.sekisuikasei.com/jp/products/inquire-form/?site=s05332_aqua&lang=jp |
公式HP | https://www.spc-aquaroad.com/ |
前澤化成工業が提供しているレインキューブは、硬質塩化ビニル製の蓋や立ち上がり管、ユニット上部、PP製のユニット下部を組み合わせた製品です。軽量で強度が高い点に加えて、部材の組み合わせによって大きさや形を変えることも可能となります。また場所に合わせて集中設置・分散設置も可能です。
所在地 | 東京都中央区日本橋小網町17-10 日本橋小網町スクエアビル |
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問合せ | 03-5962-0711(代) |
公式HP | https://www.maezawa-k.co.jp |
大型ショッピングモールや店舗などの商業施設で利用されている、リス工業株式会社のリスレインスタジアムⅡなどの雨水貯留槽・浸透槽の地上部分は、駐車場などとして活用されています。集中豪雨などによる都市型水害が増加する中で、浸水被害の緩和に大事な役割を果たします。
公園やグラウンドの地下で、株式会社日東ジオテクノのジオプール工法AE-1や城東リプロン株式会社のハイドロスタッフなどの雨水貯留槽・浸透槽が活用されています。長野県千曲市の都市公園造成に合わせ、浸水被害軽減を目的に設置された貯留施設は、周辺との調和を図るため植生土のうによる構造になっています。
医療施設の駐車場のほか、鉄道駅や役所庁舎の地下でも、天昇電気工業株式会社のテンレイン・スクラムなどの雨水貯留槽・浸透槽が活用されています。病院駐車場への設置工事は、設置範囲を工夫することで工事日数を減らしました。民間の病院と連携して貯留槽を設置し迅速な対策を実現した事例も紹介しています。
秩父ケミカル株式会社のニュープラくんなどの雨水貯留槽・浸透槽は、物流施設や工場、発電所の地下にも設置されています。ニュープラくんは掘削量を減らすことでトータルコストを抑制しています。各メーカーのプラスチック製部材は軽量のため、組み合わせる作業は人力で実施でき、工期は短縮可能です。
リス興業株式会社のリスレインスタジアムⅡなど、学校や保育園で利用されている雨水貯留槽・浸透槽の地上部分は運動場やグラウンドになっており、子供たちが遊びやすいよう、水がたまらない施工がされています。地域の治水対策として多数の学校地下に設置された例では、浸水被害軽減に大きく貢献しています。
雨水貯留槽・浸透槽は、都心部のマンションの建物周りや賃貸住宅のエントランスなどのほか、大規模な宅地開発でも雨水対策施設として設置されています。耐震性能が高く、維持管理も容易。秩父ケミカル株式会社のニュートレンチくんⅡは、ワンタッチではめ込んでいくだけで簡単に組立てられるのが特徴です。
雨水貯留槽をこれまでに何度か発注している場合でも、意外に知らないことがあるかもしれません。雨水貯留槽のしくみや種類、設置できる場所や設置基準、工事の流れ、費用相場や補助金制度など、おさえておきたい雨水貯留浸透施設に関する基礎知識をまとめました。
雨水貯留槽は、雨水を一時的に貯めたり、地中に浸透させるための施設です。ゲリラ豪雨や台風によって地上の雨水が急激に増え、河川や下水道が氾濫することを防ぎます。雨水貯留槽は、機能によって2つのタイプがあり、それぞれ特徴や構造が異なります。
雨水貯留槽を設置することでいくつかのメリットがあります。雨水の流量をコントロールし、水害を抑制するという治水効果だけでなく、貯留水を散水や防災用水に利用できたり、雨水を地中に浸透させることで地下水保全につなげる効果もあります。
雨水貯留槽には、大きく分けて「貯留タイプ」と「浸透タイプ」の2種類があります。施設の種類によって、それぞれ機能や特徴が異なり、工事内容にも違いがあります。ここでは、主に2種類の雨水貯留浸透施設について詳しく紹介します。
人々の安全な暮らしを守る雨水貯留浸透施設は、どのような要件で設置されるのでしょうか。施設の設置義務や設置基準はどのように設けられているのか、自治体ごとの条例や設置基準、業界団体が推奨する設置条件の例を見てみましょう。
雨水貯留槽は地中に埋まっているため、日ごろ目にすることはありません。しかし、意外と身近なところに設置されていて、私たちの暮らしの安全を守っています。具体的な設置場所の例とともに、設置場所における要件・確認事項について解説します。
雨水貯留槽の施工の流れは、設計から掘削、基礎、シート工事、貯留槽組立て、管周施工、埋め戻しといったステップがあります。中でも、設計は施設の機能や維持管理に大きな影響を与えるため、さまざまな条件を考慮して慎重に行う必要があります。
雨水貯留槽を設置するにはどのくらい費用がかかるのでしょうか。設置費用の内訳は大きく分けて材料費と工事費に分かれます。ただし、これらは施設の大きさや設置条件、製品など、さまざまな条件によって大きく変動します。
特に浸水被害が深刻な地域では、自治体が雨水流出抑制事業に力を入れており、個人や事業者による雨水貯留浸透施設の設置に補助金制度を設けています。ここでは東京都や千葉県千葉市、栃木県宇都宮市の補助金制度の例をご紹介します。
雨水貯留浸透槽の素材は、コンクリートとプラスチックの2種類に大別されます。これらは施工方法が異なり、機能性や維持管理のメンテナンス性、工期、コストにも違いがあります。コンクリートとプラスチック、それぞれの特徴と採用するメリットを解説します。
雨水貯留槽は地中に埋設するため、簡単に入れ替えることができません。選ぶ際には、品質や安全性、メンテナンス性、環境配慮などの要素を多角的に検討することが大切です。具体的にどのようなポイントを確認したらよいのかまとめました。
雨水貯留槽や浸透槽ではプラスチックが大量に使われています。石油製品であるプラスチックと環境との調和は、どう図られているのでしょうか。特にISO14001環境マネジメントシステムを取得している企業での取り組みの中から、雨水貯留槽・浸透槽とSDGsとの関係を見ていきます。
無料の雨水でコストを削減しつつ浸水被害を抑え、非常用水も確保できる雨水貯留槽。ですが、その性能や最適な設置場所は多岐にわたります。例えば、「狭いスペースへの対応力」、「大規模な貯留容量と効率的な施工」、あるいは「景観との調和や維持管理のしやすさ」など、メーカーごとに得意分野は異なります。ここでは、あなたのニーズにぴったりの製品が見つかるよう、特徴の異なる3社をピックアップしてご紹介します。
引用元:https://www.risu-kogyo.co.jp/risurainstadium/gt/
引用元:https://sekisui-cw.co.jp/dl/data/CW_J_2025_5.pdf
引用元:https://www.ebata.co.jp/ebata/products/products001.html